2021-12-24

自己啓発本を読んでると辛くなってくる

本の名前は伏せるが、内なる批判(自分自信による自分に対しての批判)は自己成長を妨げるという主旨の本を読んだ。

要は「自分頭が悪いからうまく行かない」と思い込んでると、本当にうまくいかなくなるということがエビデンスベースで書かれている。

俺はこれを読んで絶望した。

昔の俺は自分のことを無根拠に有能だと信じていた。高校生ぐらいからだろう、勉強が出来なかったが「やる気がないだけ」という理由付けに慢心して本気出せばできると思っていた。しかし、バイトの物覚えも悪く、ケアレスミスも多く、自分では「大器晩成」と慰めるものの、「こんなに頭の悪いやつは初めて見た」という他者評価を受けた。

場所が悪いと思った俺は、働き口を転々としたが、どこにいってもポンコツゴミカスボトルネック人材になった。

俺は自分無能頭が悪いと思った根拠は、他社評価に由来する自己評価である

故に「自分頭が悪い」というのは思い込みでなく、事実なのだ

よって、この本は俺には使い物にならなかった。

自己啓発本で絶望する人間なんて俺ぐらいなんだろう。

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