離婚調停をした。
家庭裁判所の一室で、妻が同席する中、裁判官が調停証書を読み上げる。…読み上げる?いやいやちょっと待て。見せてくれ、その調停証書を。そこに、養育費はいくらだとか、面会はいつだとか、そういう大事なことが書かれているのだ。その調整のために調停を1年間も重ねたのだ。なぜそれを口頭のみで行う?
見せてくれと頼んだが、見せてくれない。仕方ないので何度も読んでもらうように頼んだ。変な空気になったが仕方ない。
こういうとき発達障害は不便だ。私は耳から情報を聞き取るのが苦手なんだ。もし耳が聞こえないなどの障害がある人の場合、どう対応してるんだろう。発達障害者であることは裁判官にも伝えているのに。不安があったが、耳で聞いた情報で判断し、「これでいいですか」と聞かれたのではいと答え、調停は成立。
数日後、調停証書が送られてきた。聞いていた内容と同じでホッとした。が、当日はもう少し考慮が合ってもいいのではないか、そう思った。
(追記)
それまでの調停は、調停委員の方がホワイトボードに箇条書きで書いてくれたり考慮してもらっていて、とても感謝しています。ただ最後の調停では調停委員の方はいましたがホワイトボードはなく、裁判官による口頭のみでした。そうしなければならない法的な理由があるのかもしれません。
ちなみにその場で書面でもらえないため、調停証書への署名も捺印もしません。口頭による同意により、離婚調停が成立し、後からの修正もできません。そのため、書面を見ないことにやはり恐怖を感じてしまいました。
反響があると思わなかったので、驚いています。読んでくださった方々、ありがとうございます。
聴覚障害みたいにわかりやすく良く知られた障害じゃないから障害がありますだけじゃなくどういう配慮が必要なのか(必ず書面にして見せて欲しい、読み上げはNGとか)を申請するべき...
大学の講義で発達障害の当事者の方が来てたんだけど、話しながら丁寧にメモ取ってたよ 整理しないとだめ、でも整理さえすればできると 得手不得手をカバーする余地くらいくれよって...
調停の最終案みたいのすら事前に渡されないの?
事前に箇条書きで大まかな同意事項をホワイトボードには書いてくれるんだけど、実際はそれを法律的な固い文章に変えられてるし、法的な調書は微妙な表現で解釈が変わってくるから...