2021-11-12

まれて初めての経験

俺はラグビー試合中、ウイングを任されていた。

ボールを持って敵陣に突入

1人、2人、、、4人をかわしそれでもまだ向こうにはフルバックの他4人ほど並んでいる。

相手フルバックプロップ並みの体格をしているが、足は速そうだ。

タックルをかわしながら相手フルバック目指して突進、

ゴールラインがもうすぐ目の前というところまで到達した。

味方にパスしようと左を確認した瞬間、敵のセンターバックが体勢を崩した。

その瞬間、敵センターバックフルバックの間を突きゴールラインへ。

右手ボールをがっちりと掴み、躰が倒れかかった状態のまま、

腕を大きく突き上げるようにインゴールめがけてトライ...

 

その瞬間大きな音を立てて、自室の床に叩きつけられていた。

仰向けの状態から、左に回転しながら右腕を突き上げたようで、

大きく突き上げ右手は羽毛布団を吹っ飛ばし右手首と床との間になり手首の負傷は免れた。

しかし肘はおもいっきり床に叩きつけられた。

仰向けの状態から立ち上がる事もなくあれほど飛ぶことなどできるのだろうか、と思うほど吹っ飛んでいた。

 

床に叩きつけられた時は自分でも驚くほどの音で、それで目が覚めたほどだ。

腕が犠牲になったおかげで、頭部他、躰は大丈夫だった。

寝ぼけながらも布団を抱えてベッドに戻り横たわると、隣の部屋から女房が来た。

「なに!今の音!何が有ったの?」

「いや、トライしたらベッドから落ちてたんだよ。」

「はぁあ?」

かくかくしかじかで、気が付いたらベッドからそっちの壁近くまで吹っ飛んでたんだよ。

驚いたよ、まだ腕がジンジンしてる。感覚が無い。今何時?」

「まだ5時前よ。夢見てベッドから落ちたって事ね。驚いたわよ。骨折はしてなさそう?」

「取りあえず大丈夫だと思う。もう少し寝る。」

 

まれて初めてベッドから落ちた。

ベッドから落ちる時は、ボテッっと落ちるもんだと思ってた。

あんなに勢いよく落ちる事なんて有るのだろうか。

着地点は枕~頭部でおよそ1.7mほど離れていた。

何となく覚えているのは、仰向けから少し回転した状態で腕を伸ばした瞬間、

羽毛布団を思いっきり跳ね上げた事。

そして次の瞬間には腕から落ちていた事、立ち上がった記憶は一切ない。

(密閉されたような状態の羽毛布団は負圧でも掛かっているかのように、

いきなり持ち上げようとしてもゆっくりしか持ちあがらず、意外に重く感じる。)

これで年寄りだったら、どこか骨折してたんだろうか。

 

骨折の有無に関わらず、こんな経験のある増田がいたら教えて欲しい。

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