そう思う。世の中に流通する情報の量が増えすぎて処理できなくなった大衆は自分の生活に直接関わること以外は(あるいは直接関わることであっても)とにかく単純に1秒で「良いか悪いか」のバイナリーな判断に落とせることを望むようになったと思う。「良いか悪いかわからない」みたいな情報をずっと抱えておく余裕は全くない。
一方で遺伝子のセレクションと経済文化的資本の蓄積で生まれた上流階級の天才共は脳の処理能力が時間効率で言って常人の100倍くらいあるので今でもかなり深く広く知識や思考を持っていると思うけど、彼らは大衆には興味ないというか生まれてこの方関わり合いになったことがなくて存在を知らないくらいなので、わざわざ大衆の面前には出て来ず同種だけのインナーサークルで研究者とかグローバルビジネスとかやってるね。
立花隆とか話しが難しすぎるんだと思うよ、今の人というか時代では。 かなり噛み砕いたわかりやすい話をする人だったけれど 今求められるのはもっともっとのわかりやすさだから。 ...
難しい話を理解できる人はもっと専門性を求めるし わかりやすさを求める人はもっと安易な道を選ぶ。 そう思う。世の中に流通する情報の量が増えすぎて処理できなくなった大衆は...