半ナマ(実写の映画、ドラマ、舞台をネタにした二次創作)にナマモノ(存命の人物をネタにした二次創作)と同様のルールが求められ、アニメの二次創作には特に配慮が求められないのは何故なんだろう。
ここで言う半ナマとはキャラクターと役者を混同した二次創作を指すのではなく、純粋にキャラクター同士の絡みを扱った二次創作を想定しているが、それはキャラクターを演じる役者の尊厳を侵害しているから半ナマはダメという理屈に繋がるのだろうか。
この理屈が通用するなら、アニメを原作とした二次創作も声優の声が当てられている以上半ナマとみなされると思うのだが、そうしたBL二次創作を半ナマ扱いしているオタクは見たことがない。
例えばアニメを原作とした18禁二次創作小説で「受けの声が艶っぽくて…」といった表現がなされていたら実在の人物の声が想起される点でナマモノに近い気がする。
役者の身体は声優の声より「ナマモノ」に近いものとみなされているのだろうか?
アニメキャラクターと声優は別個の人格とみなされ二次創作が許容されているのに、実写映画の登場人物と役者にはそれが許容されないのは何故?