2021-06-13

年功序列が終わるということは、年金制度も終わるということだ。

働けなくなった人間が今働いている人間に養ってもらう制度なんてのはもう維持できなくなる。

から年金受給開始年齢を遅らせたり、減額したりして問題を先送りにしながら、

そこに到達するまでに体を壊したり、あるいは、受給額だけで生活できなくなった人から

退場するような仕組みに作り変えていくことになるだろう。

すべてが手遅れになってから、こんなはずじゃなかった、なんて思っても遅い。

年功序列が終わろうとしたとき現状維持で定年逃げ切りを目論んだ年配社員に対して

異議を唱えた若手社員粛清され、社畜ヤンキーけが残った。

衰退は目に見える形では起こらず、発展する世界と取り残される日本という形式を取ったため、

世の中の情勢に興味がなかったり、ITに弱い層がむしろ生き残った。

このまま時代が下ってもこの状況は変わらないだろうから、もし日本が本当の後進国になってしまっても、

そこに生きる未来日本人は、自分たちの国が落ちぶれてしまたことすらも認識できないはずだ。

そして、政治家はそれを利用する。投票で結果を変えられると信じている人たちは何からも学ばず、何回でも騙される。

ブラック企業から逃れたければ転職するしかないように、自分運命を変えたければ国を出るしかない。

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