2021-06-06

ルッキズムの克服

ルッキズムの恐ろしいところは、格差の原因である外見の向上が非常に難しいこと。化粧やおしゃれでカバーできる範囲は限られている。美容整形はあり、一代(自分自身だけ)には外見の向上が可能かもしれないが、次の世代には持ち越されない。お金に喩えると、一代で築き上げた富を次世代継承できない感じか。

外見の格差次世代にも持ち越されやすいので、格差が固定的に続きやすい。これが起こらない状態は、外見主義が全くなくなった状態、つまりパートナーを選ぶに当たって外見が考慮に入らない状態ということになる。これはイメージとしては完全な共産主義に近い。理論平等だが、現実からの飛躍がありすぎて実現することが困難に思われる。

では外見主義の克服方法は?

・介入に期待 外見共産主義への道

良識に期待 人が関係性の中で克服

技術に期待 外見の変形や選択

個人的には「技術に期待」が最も現実的に思えるが、10年や20年で劇的な進歩があるとも期待できそうにない。貧富の格差10年や20年で無くなるだろうか?と考えると絶望的に不可能なように。なかなかのクソゲーと言える。

  • 視覚という概念が存在しない世界ならば!

    • やはりVR世界へのフルダイブこそが人類にとっての希望…!

  • ルッキズムがなくなったらなくなったで単純に頭がいい人間だとか金がある人間だけがモテるようになるだけなんじゃないの? 同様に頭だけがいい人間は反知性主義や反能力主義で割を...

    • 外見がデザインできるようになると知性もデザインできるようになるんだろうなー

      • 知性のデザイン(知識や感性のインストール?)ってできるようになったら、もう自分は自分なのか?っていう攻殻機動隊的な疑問が出てきちゃう。 その頃のアノニマスダイアリーでは...

    • その通りで、元増田文では外見以外の条件を考慮していない。複雑になるから。金銭や外見といった、1つの条件に限定したら、という点で現実的とは言えない。複数のパラメータがあ...

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