2021-05-14

男性自殺者と貧乏リベラルanond:20210514015911

基本的アメリカでは低所得層民主党支持(が多い)で高所得層は共和党支持(が多い)。

クリントンvsトランプの時もそうだった。低所得者層ではクリントン投票した人の方が多い。

ただし、オバマ時と比べて低所得層でのリードがだいぶ減ったせいで、低所得層民主党離れが頻繁に報道された。

コロナ禍で女性自殺が増えて頻繁に報道されたけど、数自体は男の自殺の方が多いのと似たかんじ。

注目できる新パターンが見つかったらそればっかり報道されるのは常。

女性自殺増加で着目されない元から多い男性自殺者と、低所得共和党支持者増加で着目されない元から多い低所得民主党支持者はよく似てる。

コロナ禍で女ばかり自殺してる」という認知が誤りであるように「弱者トランプをこそ支持している」という認知も誤り。

繰り返すが全体の傾向では低所得民主党、高所得共和党投票やすい。ただし傾向なので個々人にあてはめちゃいかんよ。

付録投票者の所得

投票者を所得層で分け、層ごとに投票者の何パーセントが当該候補者投票たかデータ出口調査に由来。

例えば2012年年収5万ドル未満の低所得層投票者は60%がオバマに票を入れた(ロムニーは38%)。

選挙候補者年収5万ドル未満年収5万ドル以上10ドル未満年収10ドル以上
2012オバマ60%46%44%
2012ロムニー38%52%54%
2016クリントン53%46%47%
2016トランプ41%49%47%
2020バイデン55%57%42%
2020トランプ44%42%54%

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