2021-04-25

実費手数料を上乗せして転売したら悪しき高額転売になるのだろうか

少し前、あるチケットを定価の価格より高い値段で譲渡した。緊急入院することになり、泣く泣く譲ることになったチケットだった。

田舎なこともあってチケットを買ってくれるようなファンの知り合いはおらず、ネットで探すしかなかった。また、決して裕福ではないので、見れないのならチケット代を回収しない選択肢はなかった。

最初twitter募集したが買い手が見つからず、チケット譲渡サイトにたどり着いた。チケット入手には手数料が1000円ほどかかかっていた。また、サイト利用料として手数料が何%かかかる仕組みになっていた。メルカリみたいなシステムだ。結局、チケット入手に要した手数料の実費、書留郵便の送料、譲渡サイト手数料を定価に上乗せした値段で出品した。定価より数千円高くなったが、運良く買い手がついた。

この譲渡によって、自分には利益は一切発生していない。むしろ封筒代などで地味に赤字である。もしリアル知人や、twitter譲渡先が見つかれば、同じように価格を算出し、利益は出ないがかかった実費は負担してもらう形で請求しただろう。

自分は、悪しき「転売屋なのだろうか?転売目的で入手したわけではない。緊急入院のせいだし、利益も出してない。だから自分の中では「違う」だが、どうやらそうでもないと考える人もいるようだ。同じような価格の算出方法で、譲渡先がもしリアル知人だったら悪しき転売と言っただろうか。田舎ではそんな知人などいないから専用サイトに頼るしかなかったんだ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん