2021-01-02

毎日死ぬことを考えている。

家で死んだら迷惑かなとか、失敗が少なそうなのは縊死だなとか。

でも、年末に母がたくさん餅を送ってくれたから、食べるまでは死ぬのはやめよう。

ふるさと納税イクラしょうゆ漬け買ったから、それが来るまではやめよう。

こうやって、一日一日伸ばしていける気がする。

鬱になったことは、一年近くたった今でも母には話せていない。

死んだら悲しむだろうが、相談しても仕方がない。

やりたいことがなくなった今も、食い意地だけははっているのは自分らしいと思う。

そんな自分が何日も食事をしないのに、ろくに心配しなかった夫はくそだと思う。

食べることに興味が出たのは、元気になっている証拠なのだろう。

贅沢にも寝込んでいられる現在は、これまでの人生の中でも恵まれ状態ではある。

コロナが起きるのがもう一年早ければ、人生はまた変わっていたかもしれない。

でも、コロナが起きなければ、自宅で仕事を続けることは不可能だったろう。

子供が生まれていれば、結婚なんてしなければ、

起きなかったことを、起きたことを数えても仕方がないのはわかっている。

それでも人生過酷だ。

人には優しくしなさい。

誰もが他人の知らない地獄を抱えているのだから

共感する言葉だが、誰の言葉だったか

何かで読んだ気がする。

今日も餅を焼く。

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