家で死んだら迷惑かなとか、失敗が少なそうなのは縊死だなとか。
でも、年末に母がたくさん餅を送ってくれたから、食べるまでは死ぬのはやめよう。
ふるさと納税でイクラしょうゆ漬け買ったから、それが来るまではやめよう。
こうやって、一日一日伸ばしていける気がする。
死んだら悲しむだろうが、相談しても仕方がない。
やりたいことがなくなった今も、食い意地だけははっているのは自分らしいと思う。
そんな自分が何日も食事をしないのに、ろくに心配しなかった夫はくそだと思う。
食べることに興味が出たのは、元気になっている証拠なのだろう。
贅沢にも寝込んでいられる現在は、これまでの人生の中でも恵まれた状態ではある。
コロナが起きるのがもう一年早ければ、人生はまた変わっていたかもしれない。
でも、コロナが起きなければ、自宅で仕事を続けることは不可能だったろう。
起きなかったことを、起きたことを数えても仕方がないのはわかっている。
人には優しくしなさい。
何かで読んだ気がする。
今日も餅を焼く。