■択捉島が日本領とは何をどう考えても思えない。個人的まとめ。

領有権主張派は、択捉島を日本固有の領土と言うけれど。。

サンフランシスコ平和条約で、日本は千島列島の領有権を放棄したじゃないか。

そしてこれに対する屁理屈的な反論を今まで腐るほど見てきたので、その反論を否定しつつ列挙してみる。

①「サンフランシスコ平和条約にソ連/ロシアは調印していない！」

”譲渡”する条約であればまだしも、実際は”放棄”だ。

日本が日本の領土を勝手に放棄するという条約に、なぜソ連の調印が必要なのか。

日本は何をするにもソ連の許可が必要なのだろうか。

馬鹿馬鹿しい。

②「択捉島は放棄した”千島列島”に含まれない！」

そんな取り決めは条約締結時にされていない。

日本は戦前に”千島国”という行政地方区分を持ち、そこに択捉島が含まれていたではないか。

1950年代の外務省条約局長も、択捉島が千島列島に含まれることを認めていたではないか。

含まれると考えるのが全く自然である。

含まれないというのは日本の身勝手な後付けだ。

③「アメリカも日本領だと認めている！」

アメリカが日本と同様の主張をしているから何なのか。アメリカは全知全能なのか。

ソ連/ロシアと対立するアメリカが同盟国日本に有利な主張をするのは自然であり、このことは正しさとは無関係だ。

④「元島民の気持ちを考えろ！」

考えても悲しくなるだけで、日本領であるという根拠は全く思いつかない。

教科書で「日本固有の領土」と書かれてたけど、根拠、なに？

Permalink | 記事への反応(2) | 23:40

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