汗を流して必死に社会に必要とされる事業を創り、その対価としてキャピタルゲインを得る
まさかそんな真っ当な稼ぎ方を日本の起業家が目指していると思ったら大間違い
脱法スレスレでも情弱ビジネスでも、目下一番盛り上がっているフィンテックという名の貧困ビジネスでもなんでもいい
とにかく効率よく金を手に入れることが日本のIT起業家の考える賢いやり方
その意味じゃ、中身のない事業を80億円という途方も無い金額で売りつけた光本さんの実績は、まさに起業家の成功例としては最高峰
我々のような庶民ならともかく、彼の周りにいた起業家やその予備軍が事の顛末を聞かされていなかったとは思えない
むしろ光本さんくらいの人なら、自分がいかに上手いことやったかを嬉々として武勇伝として語り歩いたはず
それを知ってなお彼の周りにいた人間は、同種の価値観を共有していたと言われても仕方ない
そんな人物が、この事件が明るみになるまでスタートアップ業界の大物、成功者という顔をして持て囃されていたのだから
やはり日本の起業家界隈はそういう人たちが中心を成していると思って差し支えないのだろう