アスペル・カノジョという漫画を読んで、本当ににこのような感じなのかと感想を調べてみた。
相当共感できる内容らしく、中には自殺に向かうまでの衝動を鮮明に書いてるブログもあった。(晒すような真似になりそうなのでURLは貼らないが)
正直、アスペル・カノジョに登場する主人公は菩薩か何かなのかと一般人としては思う。
住所を特定して突然やってくるだけでも相当恐ろしい話だし、本人にその気は無いにしろ愛想は悪いし、仕方がないので泊めてあげたら次の日の朝手首を切って血だらけになっているし。
そんな彼女を読者だからを根幹にして、自分のリソースをありったけ吐き出して手厚くフォローするって、正直聖人の類なのではと思ってしまう。
このような人と深めの交流を持ったことは一度あったけれど、毎日一通どころではなく何度もメッセージが飛んできて、1時間返すのにかかってしまえば精神的に参ってしまい、帰宅してから精神的フォローに手を尽くすことになる。
それだけでも同僚に死相が出ているなんて冗談めかして言われるほど憔悴したのに、昼間楽しく会話していた相手が翌朝リストカットしているところを目撃するなんて、とてもじゃないが常人にまともな対応ができるとは思えない。
しかし、そうなると、彼女のような人たちの受け皿はどこにあるのだろうか。
精神科医が受け皿足りうるとは、あの漫画を読んでからは思えない。
人が人を救おうなど、おこがましい話なのだろうか。