『女子スポーツの終わり』を最初に見た時は、トランス女子排除の意見に賛成だった。
「男性に生まれたトランス女性は女性ホルモン投与を受けてもなおシス女性よりも運動能力が高く、その差は練習では埋められない。スポーツは生物学的(染色体のXYとXX)に男子と女子を分けなければ、かえって公平な競争を妨げる」という理由付けに納得した。
しかし、上記に対する反論の「黒人は生まれ付きアジア人より運動能力が高く、その差は練習では埋められないという理由で、日本国籍を持つアフリカ系日本人が日本一を決める大会やオリンピック日本代表から排除されるのと同じ差別だ」という意見を読んで、やはりこれは差別と気付かされて、自分の考えの浅さを反省した。