アツギの件については「個々には問題のない要素が、組み合わせによって問題が生じてしまった」案件なので、批判側も擁護側も「○○だから問題」という短絡した論理を採用した時点で話が変わってきて、それがまた別のコンプライアンスに引っかかるんじゃないかしら。と思った。
例えば、次の広告は何が問題か?と聞かれたら、特に問題は無いわけで。
https://twitter.com/Monyaizumi/status/1287667307263569922
その延長として、「二次元美少女が好き」というシンプルな欲望を広告に利用したいというアイデア及び欲求はそれほど異常なものではない。強く共感する。
ただ、「タイツは日用品であること」とか、「性的まなざしが女性を抑圧してきた歴史」とかを鑑みた場合、笑顔で看過することも出来ないわけで。
だからといって、「二次元美少女が好き」という嗜好を異常扱いすることとかは、それらが「セクシュアルマイノリティーとして抑圧されてきた歴史」とかを鑑みた場合、それもまた笑顔で看過することも出来ないのだよな。
「慎重な論理で適切な批判が行われ、撤回と謝罪によって速やかに本件が収束すること」が理想解だとは思うんだけど、机上の空論でしかないし、摩擦は避けられないものとしてお互い最低限の礼節をわきまえるくらいしか選択肢はないよね。