2020-10-22

鬼滅の刃が盛り上がってる事になにか言いたくなる人って、要は盛り上がってる人達共感の輪に入れてない事が気に食わないんだと思う。

サッカーワールドカップで盛り上がってる人達いちゃもん付けたくなる人と多分、一緒。

共感の輪に入れてないか自分が阻害されている様に感じてしまう。

鬼滅の刃って炭治郎が分かりやすキャラクターだし、要所で各キャラを掘り下げていく作品だ。

読んだ感じだと細かい設定は大量にありそうなんだけど、作中では枝葉に過ぎないそれらはあまり描写していない。

あくま登場人物達の感情物語で、それ故に読み手感情を強く意識した作品なのだと思う。

狙ってなのか結果的にそうなのかは分からないが、共感のレールが整っていてそれに乗れる人同士は共感やすい。

でもそれに乗れなかった人達は。全くと言っていいほど共感できない。

内輪ネタで盛り上がってる人達と、その内輪ネタ理解できない為にそこに参加できない人の差がそこにある。

からといって内輪ネタで盛り上がってる人達が悪い訳じゃないし、内輪ネタ理解できない事が悪い訳でもない。

今のブームは風船が膨らむ様に大きな共感の輪が広がっている状態で、いずれそれが冷めてきてすーっと萎んでいくんだろう。

おそらく共感の輪そのものは残るだろうけど、今みたいに(人によっては)圧迫感を伴う様なものにはならないと思う。

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