ドクターの数が半減ってやつ、一番多かった頃って産めや増やせやでただドクター増やしてた頃でしょ。
結局ドクター取ってもポジションがないからって増やすのやめて、ドクター取る人も減って。
そもそもドクターが増えたら勝手に科学技術全般が向上するのか疑問だから件の見出しは釣りっぽくて嫌いなんだけど(というか釣りだと思ってる)、ドクターが活躍する場が増えたらいいのだろうなとは思っている。
で、日本でドクターがありがたがれない理由の一つは敬意ではないかと思う。
欧米だったら敬称として会話でもDr.とかPh.D.を使うけど、日本人が日本語で話す時はまず付けない。文章でもまあ付けない。
それこそノーベル賞を取った時くらい。
ちょっと前に将棋のひふみんが棋士は引退しても棋士であって元棋士ではないとツイートしていたけれど、日本は敬意を表すことにうとすぎる。
そういった意識が回り回って、企業でのドクター不要論に繋がる一因になっているのではないか。
ドクターの数がピークだった頃だって自民党政権で、あの頃はあの頃で批判があって、その批判を無視してなのか単に知らないのかわからないけど、減ったことだけに文句言ってもね、って思ってしまう。