2020-09-22

忙しさは主体性を削る

ここ半年、「忙殺」という言葉リアルになるほど忙しかった。


この間、「休日は翌週の準備に消える」という状況で、コロナの影響もあって出歩くことも減ったし、それが推奨されたので、何となく自分肯定されたような気がして半年やり続けてしまった。


で、この4連休はようやく休める状況になったんだけど、いざそうなると何をしていいかからない。ひたすら寝て、Youtubeとかネットサーフィンして過ごしてしまった。3日目の夜にしてやっと「あ、本読んだり映画見たりすればいいのか」と気づく有様。


自分自身の問題自覚してるけど、余暇を過ごすにもコツというか、放っておくと減退するスキルのようなもの存在するんだろう。余暇を過ごせないほどに忙しいと、余暇を過ごすスキルが減退し、自ら「何かやりたい」と思う気持ちが削られる。


もちろん「仕事趣味イコールです」みたいな人もいるし、そうなれれば良いのかもしれないけど、現状自分がそっちに行ける気配はないし、余暇活動を新たな稼業にできるほどの余暇スキルもない。


悪い意味で、「定年退職後に何もすることがない初老男性」の気持ちが少しわかってしまった。すぐに解決する問題ではないかも知れないけど、一応定年と呼べる歳になるまでには数十年あるので、何とか上手く時間配分していきたい。

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