もちろん国会にも出席しない。年に数度、終戦記念日などに談話を儀礼的に発表したり、国賓を出迎えたりするだけだ。
ネット右翼の方々は、「世界で最も長い在職日数の首相をもつ、美しい日本」と勝ち誇っている。
今では副総理がこの国の実質的な総理大臣の役割をになっているのは公然の秘密だった。
そんな総理が10年ぶりに会見を開くというので、大騒ぎになったが、
結局、会見の内容は誰にも理解できなかった。もしかしたら内容などなかったのかも知れない。
誰もがあっけにとられる中、一人の記者が、内閣府の武装職員に拘束されながら、
10年間も会見のひとつも開かず国会にも出席しないとは、総理の仕事をなんだと思っているのか、と質問した。
『赤旗から来ました』
鎌倉幕府は将軍の下の執権が、室町幕府は管領が、江戸幕府は大老が実権を握っていた。 日本政府も総理の下の誰か(たとえば官房長官とか)が実権を握っていると考えれば問題ない。