スポーツをやっている子供のために母親がそのスポーツ飲料を用意して応援しているCM。バックで女性(母親?)の声でがFunny Bunnyを歌うのが入っているのを聞くと辛い。
「君の夢が叶うのは、誰かのおかげじゃないぜ」ってやつ。
私自身、夢を叶えた人間だと思う。そして親からは、いかに親が私に尽くしてきたか、いかに恵まれた環境を私に与えてきたか、私のような足りない人間を支えるのかいかに大変なことかを事あるごとに言って聞かせられてきた。私だっていろいろ諦めて捨てて努力したはずだ。だけど私は自分を認められないでインポスター症候群に長年悩まされてきた。数年前には双極性障害と診断された。病院通いもして、カウンセリングを受けて、親との連絡を最小限にして、やっと少しだけ落ち着いて考えられるようになった。今は親に感謝はすべき点は感謝している。
「子供の夢が叶うのは親が支えたお陰」なんていう物語は世間に溢れかえっている。むしろ美談として好まれてすらいる。
例のCMは、「君の夢が叶うのは、誰かのおかげじゃないぜ」とか歌いながら、親がいかに子供を支えているかが強調されていてその矛盾に吐き気がする。メーカーは、どうせ財布を出すのは子供じゃなくて親だから親の気分を良くさせたいだけなんだろう。
ポカリ買おうっと。
俺はデカビタ派