2020-03-17

昔、睡眠薬大量服薬で自殺未遂したパートナー

病院からの帰りに、かかりつけの心療内科に連れて行った。

抗うつ剤をやめて一ヶ月くらいしてからのことだったので、先生に強く抗うつ剤の再投与を望んだ。

パートナーは子作りをしたいからという理由抗うつ剤をやめていたのだが、事態が重過ぎて俺は戻す以外の道を考えられなかった。

それで、先生パートナーに薬を飲んで再開したいか確認したのだが、パートナー拒否した。

薬で問題解決することは根本的に問題解決にならない。

問題は夫であるあなたが何も受け入れないからだ、ということだった。

先生は本人の意思次第と言うことで、投薬は再開されなかった。

数年後離婚した。

あの時薬を再開していたら離婚には至らなかったと思ってる。

それでその時の先生対応を恨んだ。

苦情の手紙を送ろうとした。

家族がめちゃくちゃになったって。

でも、それからまた何年も経った今思うのはあの時の先生は全く間違っていなかった。

人権に根差した本人の意思こそ最優先だったと理解できるようになった。

無理に事態を捻じ曲げて、人の自由を奪うところだった。

あの時のパートナー再婚してしまったけど、もう後悔はしていない。

健康に上手くやってるみたいだ。

大切なことは守った。

俺はその時を一緒に過ごせて、難しい経験だったけど、人間的にだいぶ成長したよ。

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