父親が自分に都合よく事実を捻じ曲げる人だった。都合悪いことは聞こえないフリ。
例えば勉強してないのを注意するときにまだ何も言われてないのに「何度も言った!」と叫ぶ。
食器を流しにもっていってね。と母が言ってやってないのを指摘されると「絶対に聞いてない!」
まさに、自分が言い間違いしたのをほかの人がしたことにしようとする、というのもあった。
まあ些細なことなんだけど毎日毎日これで、ガスライティングとでもいえばいいのか、自分の認知を疑わされている状態だったんだと思う。
理屈の上では父が間違っていることを理解していても、根本的に揺らがされてしまっていたというか。
そんな中で喧嘩の殺し文句は「出て行け」「ここは俺の家」だった。これが子供にとっては最強のマウンティングで、認知が揺らいでいるときにそれを言われて信じちゃった感じ。詐欺師の手口にこういうのあるよね。
親が理不尽なんてよくあることだし、成長して父よりも口が達者になったし父を恨んでるとかもないし、一人暮らしが長くなった今となってはいちいち思い出すようなことでもないんだが