2019-12-11

人と深い付き合いができない老害予備軍の話

人のことを好きになれないことに気づいた。

彼氏彼女だという以前の問題で、最近友達としても…深く知ると嫌いになってしまう。

一度好きになるとまっすぐだと思う。この人についていきたい、この人になら酷いことを言われても我慢できる、だって離れたくないから。我慢して面白い自分でいないと捨てられてしまうから

でもそれは例外あくま理想化しているに過ぎないことも多く、基本的には「人と深い付き合いができない、人を好きになれない」と捉えて間違いないだろう。

浅い人付き合いなら楽しめるが、もっと仲良くなりたいと思うのに、すぐ相手のことが嫌になってしまう。

この人の物言い嫌いだなぁとか、こういう所は人としてどうかと思うとか、こういう考え方は自分とは合わないとか、この人の価値観は許せないとか……。

とにかく、内面に求めるものが多い。きっと、人とはこうあるべき、人として正しいのはこうだという価値観が強いんだろう。

そしてこういう価値観は、歳を重ねるごとに強くなるのだろうな…と思う。

子どもの頃なんて、好きか嫌いかしかなかった。正しい正しくないの軸もあったかもしれないがブレッブレだった。特に自分は奔放な子だったから、あまりそういう感覚はなかった。

歳をとると人は理性的になるだろう。常識を身につけるだろう。

でも次第にその「こうであらねばならない」という感覚自分を縛り、心の中で他人も縛り、他人に対して感じる当たり前が増えていって…。気がつけば、「自分は正しいのに何故周りはそうでないのか?」みたいな、独裁者か何かのような心理になっていく。

これの結果できあがるのが「老害」じゃないのかと思う。だから彼らは非を認めないのだ。

自分もその老害に近づいていっているのだろうか……歳をとったらそうなるのだろうか。

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