2019-08-18

はてなーストライキ経験者ってどのくらいいるのだろうか。

恐らく一割以下、数パーセントだろう。

https://news.yahoo.co.jp/byline/torizukaakira/20190818-00138787/

ここの最後の方に書いてあるけど、ストライキを行う場合普通ストライキ中の給料労組補填することになっていて、その資金は毎月天引きする組合から賄うことになっている。

例えば、組合員が100人いたら、1日あたり1万円補填するとしてストライキ1日につき100万円必要になる。一週間、5日なら500万円。

組合100人程度の労組だと恐らくプールしている組合費は500万もないところがほとんどだろう。

上の記事を書いた方は30年前に組合費を毎月1万円払っていたそうだけど、今は1万円も取る組合はほぼない。

しかしながら、平均とされる月3000円前後組合費ではストに備える闘争資金には到底足りない。

有給使ってストをしろなんてはてなーでもさすがに言わないだろう)

さらに、労組組織率が低い。正社員の他に非正規が増えていること、会社によっては正社員でも労組に入らない人もいる。

というわけでストライキなんて現実的労使交渉手段として現在成立しない。

(上の記事では豊かになったからと書いてあるけど、労働組合は貧しくなったためストが出来なくなったのが現実

ストライキ労働者権利だけれども、ストをやれ!なんてのはカップラーメンの値段を400円と答えるのと同じかそれ以上に現状と感覚がずれている。

労働組合に入っているなら、とりあえず労組仕事手伝うところから始めたらいいと思う。

  • 日本人は集団になると弱くなる 500人いるはずなのに50人分の戦力しかないのが日本人

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