2019-08-01

anond:20190801033539

元増田

当然と望んだ将来が二度と手に入らないという経験がまだないのでは。

たとえば一番好きな声優が死んでしまったとか。

楽しみに読んでいた漫画を連載途中だった漫画家が急病で死んでしまったとか。

ある意味幸せだし、あとから京アニ事件の余波をじわじわ感じる日がくるかもしれない。

で、

すでになにかの事件で後からじわじわたことがある人は、

そうならないように予防的に今すぐ行動してるのかも。

という仮説もたてられる。

 

しかし、これだけ報道されていれば報道されているこの2週間、

ずっと心の痛みを感じてた人のほうが多いとおもう。

そっちがわの人にとってはじわじわはもうはじまっちゃってるってことだ。

 

アニメーターアニメ監督結構頻繁にトークショーとか授賞式とかイベント

数百人数千人の視聴者にとっての「顔見知り」になっちゃったりするものだし(外国も含めて)、

そうでなくても、なんというか、vtuberの逆なんだよ。

外側のスキン普通のおじさんおばさんで、煙に巻かれただけのことで死んでしまう弱い人たちでも、

中に好きなキャラクターの好きな仕草、表情、偉大な仕事がひそんでいた。

私達はその目と手をとおした魅力的なキャラクターや美しい世界を、テレビ越しにあたりまえに目にしていた。

それがまるごと世界から欠けたんだよ。

つのアニメーターに描かせても(似せることはできても)全く同じ仕事はできないかもしれない。

チームワークも同じようにはできないだろう。

 

せめて生き残った方の早い回復を「祈る」くらいなら、ご祈祷料添えて祈ったっていいだろ。

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