2019-07-23

首相ありがとう

30代女性高校生の時から選択夫婦別姓を願ってきた。

何度か「これで夫婦別姓が認められるかも」と期待する出来事があり、しかしその希望は叶えられなかった。

党首討論会で選択夫婦別姓への賛成を問われ、安倍首相ひとりが挙手しなかった映像を見た時、心の底から怒りを感じたのを覚えている。

今年、つくば東京議会意見書が採択された時も、ほぼ自民党のみが反対していた。誰が実現を阻んでいるかは明らかだ。

けれども、今回の参議院選を経て、今は安倍首相選択的別姓への姿勢に心から感謝している。

何故なら、もし安倍首相が「選択夫婦別姓を認める」という姿勢をみせていたら、期待感自民党投票していたかもしれないから。

もし同様の人がある程度いたら、議員数2/3を超えていたかもしれない。

その場合公文書偽造増税も、そして改憲も支持することになってしまっていた。

選挙の結果、こんなに議席を減らしているのにも関わらず「改憲議論をせよということだ」と発言したのを読み、ようやく理解した。安倍首相は全てを無視して改憲する気なのだ

そして、『選択夫婦別姓を利用して世論を味方につけ、実際はその議論を後回しにして改憲を推進する』ということが可能だったのだということに気づき、冷や汗が出た。

自民党が進める改憲の内容には反対だし、それ以前にするべきことが山のようにあるはず。

絶対支持しない。選択夫婦別姓に向けては、何かしらで動くから

選択夫婦別姓に反対してくれて、ありがとう

  • うんち

  • 同意。政党政治がまだ機能しているということだよ。 水道法、種子法、漁業法、市場法などこっそり改変、こんな民主主義に真反対な政治が行われてきたのが数年前からの自民政治。幹...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん