2019-05-02

先生

僕にも夢ができました。必死こいて勉強して資格を取って、うんと金を稼いで、優しい奥さん結婚して、可愛い子どもを作って、温かい家庭を築いて幸せになることです。こんなことを言ったら先生はどんな反応をするでしょうか。笑わないで聞いてもらいたい。出雲を出てもうすぐ十年が経とうとしていますが、僕はあの頃のことをどう整理をつけていいのか未だにわからずにいます。あの頃の僕は明日のことを考える力すら持っていませんでした。毎日毎日頭がおかしくなりそうだった。まともっていうものがこれっぽっちもわからなかったんです。そして今でもやっぱりいまいちわかりません。しかし、こんな頭の悪い僕でも今では多少の知恵はついたんです。だって今じゃ就職して毎日会社に行って社会人かいう狂った連中と一緒働いて、そうやって今でも生きているんですから。(社会人という人種のがさつさには気が触れそうになります。まるで寝室に土足で上がり込んで箪笥を荒らされるかのような不快さです。)僕はどんなことがあっても幸せになりたい、そう思います。どんなことがあろうと、どんな手を使おうとも、です。それはあなたを含め僕の人生に影を落としてきたすべてのものへの復讐でもあるんです。実を言うと僕はあなたを殺してやりたいとまで思っていました。どうかこの世をさるその時は地獄に堕ちて欲しい。僕のせめてもの願いです。

  • 先生本人や先生との関係性が具体的な事件を交えて十分に説明されていないのでフリが弱くてイマイチ 何かのパロディーか抜粋なのかもしれないが

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