「モテない」と言われても、普通に考えればモテないわけがない。
差別案件にしようとするほどに少数派の女子が、恋愛においてチヤホヤされないわけがないだろう、とは誰でも思いつく。
実際、「1年目の秋まで彼氏のできない女子は4年間そのまま」という都市伝説が、東大に限らず存在する。つまりはそれほどまでに有利な立場なのだ。
しかし女子にとって、その辺の理系のイモから言い寄られたところでただ迷惑でしかないので、それは一切カウントしない。モテないったらモテないのである。
上野センセーに限らず、東大のお偉いさんはサークルから東大女子を排除することをやたら問題にしたがるが、あれはもちろんテニサーのことである。
テニサーといえば、とりあえず世間のイメージとしては、イケメンの集まりということになっている。まあイケメンといっても大学デビュー組なのかもしれないがそんなことは知らん。
そういうサークルがプライドばかり高い東大女子を排除しつつ、他の女子大から比較的従順な女子を連れてきてカップリングする、それがどうやらあの手の先生には我慢ならないらしいのである。
つまりモテないというのはあくまでテニサーのイケメンに限ってのことであり、「男に媚びることぐらいしか能がない女子大のアホがイケメンを持って行くのが腹立たしい」これが偽らざる本音なのであろう。
だったらそこまできちんと説明してくれないと困るのだ。