それは私の中の淫売の精神をあなたの中に見出した、見出そうとしたこと、それを押し付けようとしたこと。
それだけの理由であなたのことを好きになったわけではないが、私の中の淫売(性欲を向けられるならば誰でもよい、でも自分からは誘い出せないような気質を持った淫売)であり、その気質を正当化したかったという旨をお伝えしました。
あなたとあってからのこの数か月、、楽しく、有意義で幸せだったことは本当です。
あなたが、わたしの精神状態を思ってか、あなたが(おそらく)付き合っている人間がいるということを隠していたことも一種のやさしさであると思っています。
そんなこと考えるのバカだなって思うのですがわたしの精神状態だとそうしてくれていたほうがむしろありがたかったのです。
しかし、私のような人間ばかりではないことを知っているはずです。
そのやさしさはいつか誰かを殺し、自分さえも殺すということを知っててください。人間は時に何かを切り捨てることも必要です。
それを私からさせたあなたは非常に残酷な人間だなとも思いました。
また、そうして生きてきたことを思い出させてくれました。
どうぞ、誰かに殺されないように、自分を守って生きてください。私は殺したりしません。それでも、だれかに殺されうる可能性はあるのです。
あなたの指が好きでした、と書き忘れました。
今度は、私は切り捨てたのではないというのを知っておいてくださいね。
また、友人としてコーヒー飲みに行ける日があることがありますように。
古城行きましょう。おいしいですよ。