服装の乱れは心の乱れ…。確かに心が病んでいる人は服装に現れることがあるけど、服装それ自体の問題ではなく、違う部分に問題がある。支配で外面的な部分を直すのではなく、ケアで内面から癒やす必要がある場合が多いと思う。言葉を変えると、教育の力で有力化(エンパワーメント)する。
有力化する分野は多岐に渡ったほうが、多様な生徒に対応できる。だから、部活動が学校に生まれたのだろう。様々な分野で活躍し、自分を表現することは癒やしや成長につながる。
しかし、学校の中だけですべてを引き受けるのは不可能だ。教育行政は学校がカバーする領域を減らし、境界を設けるべきだと思う。部活を学校からパージし、外部団体に委ねるべき。そうじゃなければ、年間一兆円の人件費を持ってこなければならない。
学校以外の多様な場所で生徒が活動、活躍できる場があった方が良いと思われる。今の学校は安かろう、悪かろう、だ。これなら、何もしていないほうがマシ、という場合もあろう。教育効果がゼロどころか、マイナスになっている場合もある。