けもフレ2の木村監督のツイートが燃えている。
私は彼とほぼ同い年なので、いろいろ考えてしまう。
私はけもフレ1を楽しんだし、いまは、1を作ったたつき監督作品のケムリクサを楽しんでいる。
だからそういうバイアスがあるのは自覚している。
だが、客観的に見ても、けもフレ2はあまり面白くないのではないか。
脚本や演出の拙さは、各所で言語化され指摘されてきた。
要するに質が低い失敗作ということだ。
木村さんは、これを好き嫌いの問題と考えようとしている。
本当かな。
彼は、実際、自分の作品をどう考えているんだろう?
1期に比べて、本当に面白いと思っているんだろうか?
ベテランにありがちな、視野狭窄に陥っていないだろうか。
「オレはいままでこのやり方でやってきたんだから間違いない」
という中年特有の罠に陥っていないだろうか。
あるいは、自分より遥かに若く、経験も少ないはずの若手(たつき監督)
に比べて、自分が見劣りするということを認められないのか。
どちらも中年あるあるなので、他山の石としたい。
私はできるだけ長く、現役を続けたいので。
優秀な若い人たちに敬意を払い、批判に耳を傾け、柔軟に軌道修正できる人間でいたいから。
Permalink | 記事への反応(1) | 06:12
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