たつき監督降板をめぐっていわくつきの今期放映中のアニメ、けものフレンズ2とケムリクサ。
どちらも2話まで放映されたが、いまのところの印象は以下の通り。
さてこの予測があたるかどうか。2ヶ月後にはわかるだろう。
追記(2019-04-04)
どちらの作品も最終回まで放映が終わった。さて答え合わせをしようか。
まずは、けものフレンズ2。
「 たつきがいなくなったことで、ただの日常系アニメになりそう。頑張ってたつき風のダークな伏線を入れ込もうとしているのかもしれないが、おそらく滑ってしまうと予想。声優ファンを中心に楽しむ、ありがちな日常系アニメの一つとして記憶されるだろう。売上は1には遠く及ぼないだろう。」
「ダークな伏線を入れ込もうとして滑る」というのは、まさにそのとおりだった。「売上が1に遠く及ばない」というのも当たった。だが「ありがちな日常系アニメの一つとして記憶される」というのは外れた。まさか、これだけのヘイトを集める作品になるとは予想していなかった。名作になることはおろか、「普通のアニメ」にすらなれなかったという驚くべき結末だった。
次にケムリクサ。
「こちらはたつき監督作品だけあって、たつき色が極めて濃厚。けもフレ1と同様、伏線が張り巡らされていて、物語後半での回収が楽しみ。ただ、世界観がダークすぎるので、一般受けはしないかもしれない。売上は大きくないかもしれないが、コアなアニメファンには、長く記憶され愛される作品にはなりそう。」
こちらはほぼ正解。ただ、一点だけ外したのは、売上が思ったより多くなりそうだということだ。いまの時点で確定している BD 販売数は約5,700枚だが、品切れが続出しているし、アマゾンランキングもまだ上位で推移しているので、最終的には相当よい売上になる模様だ。たつき監督はけものフレンズに引き続き、2打席連続ホームランとなりそうだ。さすがとしか言いようがない。
ケムリクサはねえ。 力のある作者がいちばん表現したかったことが商業的に成功するとは限らない。「男坂」みたいに。
おおむね同意 けもフレ1はうまいぐあいにそのへんがミックスされた感じだよなあ。 ガンダムとかもそうだけど、作家性が強い監督と商業性の縛りがぶつかっていい塩梅にミックスした...
けむりくさは 男の子が バカっぽくて みてられない。 魔女宅のトンボよりもアホっぽい。