ゾンビものが好きなわけでもなく、映画化されて話題にもなってたし、図書館に置いてある漫画だし、名作なんだろうと思って、作品の情報は映画の宣伝ぐらいの知識で読んだ。
結論から言うと、回りくどい「アイ・アム・レジェンド」だった。
こう言う作品には、こう言う作品の読み方があるんだろうけど、少年漫画の王道みたいな漫画を読み慣れている私には難しかった。
3,4巻までは主人公の日常がダラダラ書かれてて、5巻あたりからいよいよって感じになったけど…
全体的にまとまりがない?というか、大風呂敷広げてるわりには、ストーリーの中身は特になく、伏線のように見えるなんでもない話がおおかったり、主人公の身の回りがドタバタするだけ。な印象。
が、人間味は溢れ出ていた。
「35歳非モテ男子」はかなりリアルだった。人間の闇の説得力はずば抜けていた。そしてかなりムカつくしうざい。
最終的にそうなるのも、「結局、そういうとこが、こう言う結果を生むのだ。」と妙に納得した。
いわゆる少年漫画の主人公的なヤツとか、善落ちして仲間になるとか、そーいうのは全くない。
5,6巻あたりで読むのしんどくて、1回辞めたけど。どう終わるのかが気になって…、結局最終巻まで読んでしまった事に時間の無駄すら覚えた。笑
どこが楽しみどころというか、どう読めば充実したのかを教えてほしい!