それまで家ではこしひかりを食べていたはずなのだが、ある日ばあちゃんの家で食べた白米が大変美味しかった。
思わず米袋を確認し、母に「ばあちゃんの家の米が美味しい、ゆきひかりという米だ」と報告したら
母は憤慨して話を全く聞いてくれなかった。
それから時々ばあちゃん家のご飯をちょっとだけ食べるようになった。
母の作るチャーハンはべちゃっとしていて不味い。
そのうちきらら397が登場して、北海道のお米は瞬く間にきらら397に変わっていった。
だったゆきひかりは、きらら397の登場により栽培が激減してほとんど見かけなくなった。
でも最近、ゆきひかりがアレルギーに有効という説が出てきたらしい。
まだ科学的に何の物質がどう作用しているのか解明出来ていないが、パッチテスト等では明らかにアレルギーに対して良い傾向を見せているとか。
同じく駆逐されかけているササニシキもアレルギーに強いお米であり、旨さのみを追求したコシヒカリとは全く異なった利点を持っている。
しかし、米は日本の主食であると位置づけるのであれば、美味さが全てではないということも教えてくれる。
多くの人が背を向けた北海道米を今でも育て、研究し、困っている人の役に立とうとする研究者には頭が下がる。
ばあちゃんほど上手に調理できないんだろうな。結局米の美味い不味いって調理法によるところも大きいよねって思うし。
http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/oxomckoe/status/1066289837211234305
https://anond.hatelabo.jp/20181125101359 人の好みはいろいろなので もちもち柔らか甘いが好きなのは全体的な傾向ではあるけど チャーハンみたいなのは、パラパラしたほうがうまいってのはある...