すぐにもとに戻ると思っていたはてなブックマークは、あの日から二度と見られなくなった。
つぎはtogetterだった。その次は、たしかniftyだったと思う。
人間のいい所は、すぐに慣れることができるところだ。
明治維新のとき、すぐに髪をちょんまげから改めて、牛鍋を食べた世代があった。
日常の中の何かができるようになったり、できなくなったり無くなったりには、文字通り慣れっこだったんだ。
インターネットがほとんど意味をなさなくなって、意味のあるとされるものは、直接税を年に120万円以上納めている人じゃないと閲覧できなくなった。
投票権も新しい平等になって、移民は0.7カウント、平民は1.0カウント、直接税を年に120万円以上納めている人は1.14カウントと数えられるようになった。
旅行が制限されて、観光地にはパック化されたプランでしか行けなくなった。
農業が奨励されて、経済的ではない良いやり方で作物が出来あがる。経済は格差を生むから、野菜の生産は非経済的な側面が求められる。ホーで除草する。
でもこれで不自由はないし、いろいろ平等だし、何せこれで慣れている。
これでいいのだ。
good
ポルポタリアかよ