2018-10-08

祭というもの

私の住む町には日本代表する祭りがある。毎年ニュースで取り上げられるほどの豪快な男の祭りである

しかし、私は今参加していない。見学しに行ってるだけである

祭り自体は嫌いではない。むしろ好きなほうである

なぜ参加していないのかというと、途中から参加することができないシステムであること。

厳密にいうと途中参加はできる。

しかし、年功序列である組織の中で途中から参加するとやりづらい。人間関係がめんどくさいからだ。

祭りとは当日の華々しい姿とは別に一年かけて集まり人間関係をがっちり作り、それに耐え抜いた者同志が楽しむものだ。

私は一年中その組織に参加する時間を作る時点でできないと判断している。それは仕事を優先していたり、家族への投資を優先しているからだ。

それを二十歳ころに決断して今にいたる。

でも大人になり友達との疎遠が続いてきた今だからこそ、その祭り生活の一部にしておけばよかったと正直思う。

同じ目標に向かって仕事利害関係なしに達成する満足感や優越感を共有したかった。

から祭りがない人生は満たされない思いが常にあり、祭り以外の事で満たそうと思ってるけど、まだそれが何なのかは見つかっていない。

見ているだけの者でも、満足できる事がほしい。

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