2018-06-22

思考実験:とても行儀の良いマイニングウイルス

Aは、ちょっとしたソフトウェアを開発し、これを一般に公開して利益を得ようと考えた。

もっとも、シェアウェアにするのは嫌だし、広告を表示することも嫌だったので、ユーザーPC仮想通貨マイニングさせることで利益を得ることとして、

  1. 起動時に「マイニングする・しない」の選択肢を表示し、「する」を選択した場合ソフトの起動中、CPUの空きコア等でマイニングをするようにした。
  2. 起動時に英語で「マイニングする・しない」の選択肢を表示して(以下略
  3. 特に告知はしないが「環境設定」でオフにできるようにして(以下略
  4. 特に告知はせず、またオプトアウトもできない形で、(以下略
  5. インストール時に告知した上で常駐型のマイニングソフトインストールし、計算優先順位は低いが全力でCPU,GPUをぶん回してマイニングするようにした。
  6. インストール時に告知した上で常駐(中略)計算余力がある時に控えめに(以下略
  7. インストール時に告知せず常駐型のマイニングソフトインストールして全力(以下略
  8. インストール時に告知せず常駐型のマイニングソフトインストールして控えめ(以下略
  9. ソフト自体Webアプリに組み直し、告知せずJSバックグラウンドで(以下略
  1. あなたは」どれがセーフでどれがアウトだと感じるか。
  2. アウト・セーフの境界は、充分に賢い人にとっては自明と言えるか。
  3. (境界自明でないと考える人のみ)微妙な部分がある場合、明らかなアウト事例を摘発すべきか。
  4. (同上)微妙な事例を摘発すべきか。
  5. (同上)微妙な事例を抑止すべきか。

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