新幹線にはねられたのは52歳の介護師だとニュースで言っていた。
52歳ということは、就職活動時が1988年前後だから、ちょうどバブル世代ということになる。
はてな界隈では就職氷河期世代のサイレントテロがよく話題になるけど、バブル世代もそれなりに苦しいのかな。
時系列的には、バブル世代が就職した後にバブルが崩壊して、日本経済は緊縮していくことになる。
社内にバブル世代の人数は多くても、バブル崩壊の余波で、会社や組織は事業を拡大できない。
当然社内の競争は激しくなるだろうし、係長や課長のポストを得るだけでも熾烈な世界なのだろう(それらのポストは基本的に増えない)。
競争についていけない人も多いだろうし、2018年現在の時点で55歳前後の彼らの中で組織に生き残っているのは多くないのではないか。
バブル世代が退職しても、氷河期世代を採用していなかったせいで、日本の会社にはこれからの管理職や指導者となる人材がいない。