2018-04-08

元・サブカルオタク

結局、サブカルが好きって言うのは「これが好きな自分特別」っていう感覚第一なんだと思うんすよ。

ただもうSNSさんが発達しすぎて、そこらじゅうに「サブカル好き」がたくさんいることに気づいて、サブカルオタクは死んだんですよね。

いい時代ではあると思うんですよ。

ただ、自分アイデンティティだったり、個性だったりに自信の持てない十代の若者にはキツイと思う。多分。

今でもインターネットにはアンダーグラウンド存在しているし、密かに活動しているクリエイターやコアな人気をもつパフォーマーもいるにはいるんだけど。

それにたどり着くまでには運と根気がかなり必要になってきている気がする。

一昔前、自分が「サブカル」だと感じていたものマイナーメジャーといったあたりだろう。

今ではそんなマイナーメジャーカルチャーなんて氾濫していて、ファンもくっきりとその実像確認することができる。

自分けがこのカルチャーを愛している」という錯覚は既に失われつつある。

かに愚かな自己肯定方法だとは思うけど、十代の頃はそれにしがみついてでもいないとしんどかったんだ。

不安だったし、寂しかった自分を強くしてくれるのはサブカルだけだった。

 これから自分は何を支えに生きていけばいいんだろう。サブカルが与えてくれた自信は消え去った。

そろそろ一人で立ってあるかなきゃいけない。わかっているけど、あの時の安心感を拭い去ることは難しい。

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