2018-02-26

anond:20180226121717

anond:20180226124404

 

「じゃ」は現在関西方言の「や」と同源、上方言葉遣い

「老人語」はずっと昔に成立したやつだよ

 

江戸日本の中心が移っても、もとは日本の中心は京の都だったので、知識人権威階級(当然年齢の高い人が多い)などに上方出身の人が少なくなかったし、

東国出身知識階級も真似して上方風の言葉を使うことが多かった

 

江戸時代フィクション創作が盛んだったけど、そこで老人・知識人キャラクターをあらわす言葉使いとして上方風の言葉を使わせることも増え、こうして知識人や老人の言葉というイメージ庶民まで完全に浸透した

老人語を使うキャラクターに「○○博士」みたいな人が多いのもここから来ている

 

江戸明治の頃から「一部地方方言以外では実際に老人が使っているわけでもないけど、フィクションの老人といえばこんな言葉」という状態のままずっと使われ続けている。

女性口調のいわゆるてよだわ言葉も似たような成立事情。ある時期に確かに使われてたことがあって、フィクション記号キャラクター表現として使われるようになって、そういう属性人物の使う言葉イメージとして定着・浸透してしまったもの

  • すんごい詳しくありがとう!!! なんで使われない言葉が残ってるかずっと不思議だったんだ!マジでありがとう!

記事への反応(ブックマークコメント)

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