2018-02-25

さらPDCA時代はOODA

OODAループは「観察(Observation)・情勢判断(Orientation)・意思決定(Decision)・行動(Action)」の4段階からなる。

最初の観察では五感を駆使して現実をあるがままに直観し、暗黙知的に知覚する。

最新の脳科学でも知覚的な情報ほとんど身体が吸収し、脳はそこからしみ出る一部の情報認識していることが判明している。

次の情勢判断では、過去経験自身資質、身についた文化など自らが蓄積してきた暗黙知と新たに知覚した情報をもとに判断する。

そして、対応策を意思決定し、行動に移す。

OODAループ対照的なのがPDCAサイクルだ。「計画(Plan)・実行(Do)・評価(Check)・改善Action)」のプロセスのうち、計画(P)はOODAループ意思決定(D)に相当する。

富士フイルムホールディングス古森重隆会長は、PDCAサイクル見直し、See-Think-Plan-Do(STPD)というサイクルに改良したが、この前段階にあたる「See-Think(観察・判断)」の重要性を訴えているほどだ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん