それがこの結末である。
気付けば妻が居て、飲み始め以降の記憶がなく、飲み過ぎたかとぼんやりしていると、
そんなとぼけた状況ではなく、意識が戻ったことを確認しに看護師がやってくる。
ここでようやく自分が救急車で運ばれた事を告げられ、認識する。
意識回復後にはすぐに病院を出て、帰宅は朝の6時を過ぎていた。
お酒で人に迷惑をかける事が自分の中で情けなく、どうしようもない事だと思っていたので、
・救急隊の命をまもるべく一生懸命に働いている人たちに、自分の事で迷惑をかけたこと
・自分の相談の為に時間を作ってもらった相談相手へのこの仕打ち
・深夜にかけつけた妻
・空いたベッドで寝ている小学生の娘
どんだけ沢山の人たちに迷惑をかけたのかと、
冷静になればなるほど、日が過ぎるほどに罪悪感で押しつぶされそうになる。
情けなくてしょうがない。