そのジャンルは、同人界隈なら一度は必ず目にするし、きっと過去にハマった人も多いであろうジャンルだ。
お目当ての御本を買い、帰宅しようと思っていた時、そのサークルと出会った。
控え目に言って、絵がどちゃクソ好みだった。
サークルカットを見て、これは買わなきゃという焦燥感に駆られた。
知らないジャンルだったけど、何も考えていなかった。
めちゃくちゃ緊張した。
本を買う瞬間、この時以上に緊張することはもう無いとすら思えた。
初めて本を買うのに緊張した。
どれだけ表紙がアレな商業本でも、レジに持っていくことに躊躇いを感じなかったのに(と言うより心を無にしていた)
頭が真っ白でよく覚えていないけれど、こんな感じの返しだったと思う。
震える手で財布を開いて、お金を払った。
本を読んだ。
最高だった。
よく知らないわたしが口に出すのも躊躇われたが、ほんとうに、最高だった。
キュンキュンした。
絵はやっぱり最高だった。
なんとなく泣きそうになった。
極めて落ち着いたように振舞っていたけれど、もう握手したかった。
あなたの御本のおかげで素晴らしいジャンルに知り合えたと、そう泣きながら伝えたかった。
変人だと思われそうなので控えたが。
いまこれを書いてる私は、そのジャンルの漫画を買い、少しずつ読み進めている。
同人即売会って、いいな。
語彙力の低下が激しいが、見逃してほしい。
勇気を持って、知らないジャンルの御本を購入してみてもいいと思う。
きっとそこには、新しい沼がある。
出た!!「同人のちょっとイイ話」でブコメを稼ぐタイプの増田だ!!
俺は東方がそんな出会いだった。 ゲームをしないから、巷で流行ってるんだなぁ程度の認識で何年もいたけど、 とあるサークルの同人誌を読んでからはまった。。 こういうことってよ...