昨日面白い風景を見たので書いておきます。端から見れば「で?だから?」って話かも知れないけど。
昨日初詣の後、実家の両親と特養に入っている父方の祖母に会いに行きました。ばりばりの認知症ですが、息子と嫁と孫の顔は忘れていないようなので100歳にしては優秀と言っていいかも知れません。
で、父(70歳)が自分でポチ袋とお金を持って行って祖母とお年玉交渉をするのですよ。そんなに極端な高額ではなく、祖母がもう少ししっかりしていた頃は自分で母に銀行から下ろしてこさせて我々にくれていたぐらいの金額です。
そんなことを出来るぐらいなので、通帳もキャッシュカードもうちの両親の管理下にあり、もっと大金を下ろして勝手に使うこともできるはずですが、いちおう本人の意思を確認して金額を決め、ポチ袋に名前とか書かせていました。
私は祖母の介護にほとんど貢献していないためか、両親がそれぞれもらった額の半額でした。仕事でちょっと残業すれば稼げるレベルの金額なのでありがたみは薄かったのですが、この歳になってもお年玉をもらえる人はなかなかいないでしょう。
祖母と父の「お父さんにいくらくれるの?」「じゃあこの袋にお年玉って書いて」というやりとりがなかなか笑えました。こういう新年のイベントもあるんだなぁ…としみじみ思った次第です。