この時期になると結構な頻度でアニメにランクを付ける奴らが現れる
奴らのやりたいことが俺には理解できない
エンターテイメント、ましてやジャパニメーションのような幼稚な作品には芸術性なんてほとんど存在しない
序列をつけようにもそれは個人の好き嫌い以外ではつけようがあるまい
極端な話をすれば濃厚な同性愛描写が売りの作品が合ったとすれば、同姓愛描写を嫌う人間と好む人間とでは評価が真っ二つに割れて然るべきであろう
それに対して、私は同性愛者であるがこの作品は同性愛描写のヤバみ以外は大したことないので駄作だと抜かしたり、
私は同性愛は嫌いだがこの作品は濃密な同性愛に至る過程が吐気がするほど丁寧に練り込まれているので名作だなどと抜かすのならば、
そんな奴らの作ったランキングに何の意味があるんかと問うしかない
意味があるとすればそれはせめて1個人が自分の感性のみでランク付けをし一切の客観的な視点を捨てた場合だけだ
その場合は感性の近い人間、または感性の正反対な人間にとっては役に立つ表になりうるのやも知れない
まかり間違ってもアニメにセイバーメトリクスの如き指標が存在してそれを適用できるなどとのぼせ上がるという愚行だけは犯してはいけない
まあアニメを幼稚と断ずるような気持ちと同じじゃないの
商業的効果(ページPV、閲覧数映画館上映数等)と その商業的な打算に乗っかることで自分が多数でありスタンダードであり権威であると思う層が射幸心を煽られる効果がある