2017-12-24

作品の途中まで見て安易批判すると恥をかく

Fateに触れたばかりの時に「でもよーアーサー王の本当に強い所は剣じゃなくて鞘なんだよなー。そこに触れてかないとかニワカも良い所だぜー」という会話を友達としていた。

はい。あとで考えると見事に赤っ恥でした。

エクスカリバーの鞘の能力はあの作品における重大な伏線であり、回収されるどころかむしろ作品の核に当たる部分でもあった訳です。

当時ソレを知らずに偉そうに「エクスカリバーのメインは鞘でー。剥き身のエクスカリバーとか片手落ちだよなー」と語り合っていた日々はまさに黒歴史です。

それと同じような失敗をしている人を、ネットではよく見かける。

そういう人達に言いたい。

ちょっと落ち着け、と。

そういう失敗をする時の基本的パターンがある。

「前々から語りたいことが合ったけど言う機会が無かった所へ、ちょうどいいエモノがやってきた」というのがソレだ。

このパターンには本当に気をつけたほうがいい。

回避する方法簡単だ。

まず、語りたいことがあるのなら機会を読むような事は辞めた方がいい。

思いついたタイミングでさっさと口にしてしまう。

次に、持論のエモノや触媒として何かを利用する行為は極限まで控えるべきだということだ。

少なくとも、その作品事件について十分に世論が落ち着き、自分もそれらについてよく理解してからにすべきだ。

これをやれば大体の事は回避できる。

自分のことばかり考えない」「世の中が自分に都合よく動いている前提で動かない」「他人自分に都合よく愚かであると感じた時は錯覚を疑う」この3つは本当に大事だ。

あらゆる状況において人生の基本指針とすべきだろう。

  • わかる。 お前がはじめて発見したわけではないのだと自分に言い聞かせたい。 何度でも。 何度でも。

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