2017-12-01

別れた

数年つきあった恋人と別れた。

人としてはずっと好きだと思うけれど、残念ながらタイミングも悪くうまく噛み合わなかった。

幸せにしたいし、されたい、と思える唯一の相手だと思っていたけれど、別れを切り出したのは自分だ。

「胸にぽっかり穴が空いたような」というのは、こういうことなんだなぁと今しみじみと感じている。


自分はもうかなりいい年だという自覚はあるので、これからどうしようという不安もあるけれど、

一方で多数の趣味があるので、趣味を楽しみながら生きていくのだと思う。しばらくは。


趣味、といいつつも、基本的にはすべて受動だ。

自ら制作したり、発信したり、生み出すことを伴わない。

周りの友人が未来の宝を育てている中、私はのうのうと「何か」を摂取し続けるのだ。


今はまだ何も感じられないし、そもそもその「結婚」「子育て」が自分の中で現実を帯びなかった故に恋人と別れているのだが、

数年も経てば自分の中に虚しさが広がり始めるような予感がある。

生産性のない自分自身を、これから長い間見つめ続けなければならないのだ。

もっとも。「結婚」とその虚しさは全くの別問題である

ただ、そう分かっているつもりではあるものの、結婚というわかりやすアイコンに対して縋り、

楽な思考をしながら惰性で生きるしょうもない人間になってしまう気がしている。


「あの時結婚しておけばよかったなぁ〜」って思う時。

その時に今日の日のことを後悔するのかもしれないなあ。


まずはしっかり生きれるように。筋トレでもするかな。

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