何にがっかりしたかというと、人事制度がルールからツールに変わりました。
大きな違いは、使い方によっては、良くも悪くも使えるようになった。
今までは、自分の業務目標は、上司から業務指示として与えられていた。
当たり前ですね、会社ですから。しかし、今度は、業務内容を自分で
考えて上司に持っていくように変わった。
自由になったなんて、無邪気に喜んでいる人もいるが、考えが浅い。
自分で考えるということは、マイナス評価をつけやすくなったってこと。
今までは、上司から与えられた業務なので、なかなかマイナスをつけにくかったが
このシステムなら、いくらでもマイナスをつけやすくなる。それが証拠に、これが
導入されてからは、全体の10%~20%の人をマイナス査定にするように、会社から
指示が出ている。
つまり、マイナス評価を数年続けることで、高齢者の降格をやりやすくなったということ。
地下に潜った、陰湿なモラハラシステムの完成。個別に追いこむやり口ですね。
これでマスコミにも当局にも気がつかれないって、人事も考えついたコンサルも
喜んだろうけどね。
しかし、あまりに稚拙なやり方で、哀れみの目でしかみれないですね。