2017-11-03

就職したばかりの時、メールがまだ普及していなかったので、

朝9時の始業とともに、取引からじゃんじゃん電話がかかってきた。

私は新人なので、電話にはできる限り出ること、そうすれば取引先の名前も早く覚えられる、

という上司指導で、鳴った電話ワンコールが終わる前に飛びついていた。

ほとんどの、というか1件だけを除いて、私が

お早うございます、××(社名)でございます」と出れば、

「○○の件で、△△課の□□さんをお願いします」という当たり前のやり取りだったのだが、

1件というか1人だけ、

「あー?(↑語尾を上げる調子で)、男の人に代わって~(↓ダルそうに)」

はい?」

「だ・か・ら、オ・ト・コ・の社員に代わって。女のあんたじゃわかんないでしょ」

という、会社員とは思えない失礼な言い方をする取引先(声からして中年おっさん)がいた。

この取引先の、弊社の担当者は決まっていたので、最初からその人を指名すればいいものを、

電話をかけてくるたびにこれをやる。

何度かこの電話を受けた後、いい加減ムカついたので、

相手が「あー?」と始めた途端に、思いきり息を吸い込んで、

「(取引先)の※※様ですね!いつもお世話になります!」と、腹式呼吸の大声でかぶせてやった。

学生時代合唱団だったからね、私の大声がアナログ電話の向こうでバリバリ割れるのがわかった。

相手はギクッとした様子で「怒鳴らなくても聞こえるよ!?

すみません回線調子が悪くてっ!それで(担当者)におつなぎしますかっ!」

相手は「だから怒らなくても聞こえてるよ………」と急に勢いがなくなった。

私は送話口をわざと手でふさがないで「(担当者)さぁんっ!(取引先)の※※様から外線2番っ!」

次回の電話から、この取引先も普通に「(担当者)さんをお願いします」と言うようになった。

なめられたら強く出なきゃダメだということを学んだ。

というか、女の大声くらいでビビるなよおっさん

  • masuda police

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