「外来種全滅大作戦!!」っていう見出しはかなり悪趣味だと思う。
生態系を壊す外来種は駆除しなきゃならない、っていう理屈は分かる。
ただ、こっからここまで「殺してはならない生き物」で、ここから「殺していい生き物」ですよと平気で設定してしまう人間が怖い。
線引きを設定するその根拠が科学的なものであれ、宗教的なものであれ、根拠が明確で揺るぎないほど残酷に見えてしまう。
彼らは危険な外来種なんだから、生態系を崩す悪だから、殺した方がいい。殺した方が為になる。
実際、自分の子供が、カミツキガメの潜む池に近寄る所なんて想像したくもない。
人間のエゴで生きていい生命と生きてはいけない生命が設定されてしまうのは非常に傲慢だ。
外来種を駆除するに当たって、少なくとも、こういった人間の汚さや愚かさを忘れずに心に留めておくことは必要だろう。
社会的に存在が許されない「悪」が、軽薄なノリの芸人たちによって一方的にジェノサイドされる光景、それをお茶の間に流して見世物にするという神経が分からない。
そんなことを言っていいのは仏教の出家だけでな 我々はみんな池の水ぬかなくても命を差別して殺してるでしょ あなたは自分の子とゴキブリとどっちが可愛い?自分の子でしょ それが...
そして持ち込んだのも人間なんだよな
里山とか野焼きってだいたいそんなもんじゃないの? これだから最近の若い子は...
生態系を壊す外来種は駆除しなきゃならない、っていう理屈は分かる。 理解が足りてないな。 別の生態系から“人間が”持ち込んだ外来種は駆除しなきゃならない、だ。 ピラニアが...